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Qiita Engineer Festa 2024 〜初登壇応援!はじめてのLT〜に登壇しました!

みなさん、こんにちは!myTOKYOGAS フロントエンドチームに所属しております相川です。
6月27日に「Qiita Engineer Festa 2024 〜初登壇応援!はじめてのLT〜」というイベントに登壇する機会をいただきましたので、今回は登壇レポートを書いていきます!

 

 

登壇のきっかけ

LT登壇に挑戦してみたいという気持ちはずっと持っていたのですが、実際に登壇する勇気が出ず、なかなか登壇への一歩踏み出すことができずにいました。そんな中、エンジニアリングマネージャーの杉山から「Qiita Engineer Festa 2024 〜初登壇応援!はじめてのLT〜」に登壇してみるのはどうだろうか?という話をもらいました。このLTはどんなテーマでもOKで初めての登壇者を応援するという趣旨のもので、登壇機会のない私にはぴったりのイベントということもあり、勇気を振り絞ってこれまで歩んできたキャリアをテーマに、LTの募集に応募しました。

登壇内容

今回はフリーランスから東京ガスの内製開発エンジニアになってみた」というテーマで登壇しました。私は、エンジニア以外の職種も含めて4回の転職とフリーランスエンジニアとしての活動経験があります。同じようなキャリアを歩まれている方は多くはないと思いますが、さまざまな会社や職種を経験しているだけに、キャリアに悩まれている方などの参考に少しでもなればと思い、自分自身のこれまでのキャリアの歩み方についてお話ししました。

 

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異業種からSES会社のエンジニアへ

エンジニアになる前の私は、生命保険の営業をしていました。保険という商品を通じて、安心という価値提供しているという思いはあったものの、直接的な価値提供を感じづらく、日々を過ごす中で「別の方法で価値提供をしたい」と考えるようになりました。そんな中、自分自身が元々「ものづくり」に興味があったことや業務で利用していた営業ツールの使いづらさを感じることが多かったことなどからシステムを自ら改善していける仕事であれば、直接的な価値提供を感じることができるのではないかと考え、思い切ってエンジニアになりました。

 

SES会社のエンジニアからフリーランスエンジニアへ

エンジニアとしての第一歩は、SES会社でのアプリケーション開発から始まりました。多くのプロジェクトに参画し、BtoB向けのアプリケーション開発に携わる中で、システムの作り方をゼロから学ぶことができたのですが、「自分が開発したプロダクトを、より多くの人に使ってもらいたい!」という想いが次第に強くなり、この想いを実現するためには、BtoC向けのプロダクトを開発することができる環境に身を置いて頑張りたいと考えるようになりました。

しかし、在籍していた会社はBtoB向けアプリケーション開発の案件が多く、その想いを実現することが難しい環境だったため、BtoC向けのプロダクトを開発している会社に転職するか、さまざまな現場でいろいろなプロダクトや技術を経験できるフリーランスになるかで悩むことになりました。最終的には、私自身が具体的に「これがやりたい!」と思う具体的なプロダクトのイメージが固まっていなかったこともあり、様々なプロジェクトに参画し、自らのスキルを高めながらも、さまざまなプロダクトの開発を経験することができるフリーランスになることを決断しました。振り返ってみると、フリーランスになるという決断が東京ガスと今開発に関わっているmyTOKYOGASというプロダクトとの出会いにつながることになったので、結果的には当時フリーランスになるという決断をしてよかったなと思っています。

 

フリーランスエンジニアから事業会社の内製開発エンジニアへ

フリーランスとしての最初の案件で東京ガスとご縁があり、myTOKYOGASを開発するプロジェクトに参画することになりました。そこで働くエンジニアは、ただ指示されたものを作るだけでなく、当事者意識を持ってプロダクトをより良くするために、エンジニアの観点からデザインチームやビジネスチームのメンバーと対等に意見を交換をしており、その環境が非常に魅力的でした。また、東京ガスが顧客への価値提供を最大化するために内製化を選び、アジャイル開発やDevOpsといった先進的な取り組みにチャレンジしていることにも強く惹かれました。

そんな中、同じチームの社員から「選考を受けてみないか」と声をかけてもらいました。非常にありがたい提案をいただけたと感じたものの、フリーランスになったばかりということもあり、このままフリーランスとしての道を続けるか、事業会社で内製開発エンジニアとして働くかで悩みました。非常に悩みましたが、エンジニアを続ける中で「技術を極めるのではなく、技術を誰かの役に立てるために使いたい」という想いが強くなっていたことや、ビジネス領域に深く関わりながらエンジニアリングができる環境がmyTOKYOGASのチームにはあることから、社員としてmyTOKYOGASというプロダクトにコミットし、事業を拡大することに取り組もうと決意し、選考に挑戦しました。無事に通過し、現在は社員としてmyTOKYOGASを通じて事業を拡大することに全力で取り組んでいます。

 

事業会社の内製開発エンジニアになってみてと今後について

事業会社の内製開発エンジニアとして働き始めてから、半年ほどが経ちました。当初の想定通り、ビジネスメンバーと密接に対話しながら、エンジニアの立場からプロダクトを改善するための意見を積極的に提案できる環境に恵まれています。また、フリーランスから社員となり責任も大きくなったことで、事業やプロダクトに対して高い当事者意識を持ち働くことができていると感じています。

今後も事業会社のエンジニアとしての役割をさらに深化させ、圧倒的当事者意識を持ち続けながら、プロダクトを通じてお客様により大きな価値を提供することを追求していきたいと考えています。

 

登壇してみての気づき

今回の登壇を通じて、自分自身が今までどのような想いで意思決定をしてきたのかを振り返ることで、自分が今後どのようなエンジニアを目指したいのかを再確認できました。また、小さな一歩ではありますが、今回の登壇を経験したことで、アウトプットすることの楽しさを感じたことや登壇に対する自信が少しついたことも次につながる経験となったと感じています。

最後に

今回はご縁があり、「Qiita Engineer Festa 2024 〜初登壇応援!はじめてのLT〜」に登壇する機会をいただきました。機会をくださった運営のみなさま、本当にありがとうございました!オンラインとはいえ、100名近い参加者の前で発表するのは非常に緊張しましたが、終わってみると「楽しかったな!参加してよかったな!」という気持ちが湧いています!私の発表を通じて、事業会社で内製開発エンジニアを目指す道が楽しく充実していることが伝われば嬉しいです。

今回の登壇をきっかけに、これからもさまざまなLTに登壇し、アウトプット活動を積極的に続けていきたいと思います!

 

私たちのチームでは、ともに働く仲間を積極的に募集しています。少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひカジュアル面談からご応募ください!

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最後までお読みいただきありがとうございました!