こんにちは、杉山です!最近、イベントや登壇などの参加記事が多いですね!そろそろエンジニアリングの記事を・・・と思ったのですが、今回も参加記事です、ごめんなさい!
といっても、いつもの参加記事とは趣向を変えて、今回は東京ガスの「メタネーション施設」を見学した際のことを書いてみたいと思います!ただ、見学内容については公開できないため、「なぜ見学会に参加して記事を書こうと思ったのか」という点について、後半でお伝えできたらと・・・!
この記事をご覧いただいた方に、「東京ガスの内製開発チームにいるエンジニアって、こういうことを考えてプロダクト開発しているんだな〜」ということが少しでも伝わりましたら幸いです!
※余談ですが、施設見学は人気があり、社内でも中々行けないとか・・・そんな中、人事の方が経験者採用の方を対象とした見学会を開催してくれたことには感謝しかありません!ありがとうございます!
メタネーションって?
「そもそもメタネーションってなに?」という方も多いかと思いますので、以下の当社記事より引用いたします。
「メタネーション」は、水素(H2)と二酸化炭素(CO2)を原料に、都市ガスの主成分であるメタン(CH4)を合成する技術です。 メタネーションによって作られた合成メタンを「e-methane(e-メタン)」と呼び、この利用(燃焼)によって排出されたCO2と、メタネーションのために回収されたCO2が相殺されるため、大気中のCO2は増加しません。 東京ガスでは、複数の革新的メタネーション技術の開発を予定しています。
昨年、国連のアントニオ・グテーレス事務総長が「地球沸騰化」という表現を用いたことをご存知の方もいらっしゃるかと思います。「地球沸騰化」は2023年の新語・流行語大賞にもノミネートされるなど、私自身も「地球温暖化」という言葉以上の危機感を覚えました。
当社は、こういった社会課題に対して、様々な研究開発を行っています。私たち内製開発チームがお客さまに対して価値を届けたいという想いを抱いてソフトウェアの開発をするのと同じく、当社には「地球」に対して強い意志をもって日々研究開発されている方が居るということを目の当たりにし、非常に刺激を受けました。
他にも、当社は「脱炭素社会への挑戦」と題して様々な活動をしています。もしご興味ある方は、以下のサイトもぜひご覧ください!
なぜ見学会へ参加したのか〜事業会社に所属するソフトウェアエンジニアとして大切にしていること〜
"Software Is Eating the World"
2011年のコラムで表現されたこの言葉を、ご存知の方も多いかと思います。多くの産業がソフトウェア企業によって置き換わりつつあることを指摘したものですが、事実、十数年が過ぎた現代社会において、多くの産業がソフトウェアによって置き換えられています。それは当社のようなエネルギー業界も同様で、日本国内における電力・ガスの小売り全面自由化により、当社はお客さまから「選ばれる存在」となりました。そのため、当社もデジタル接点の強い企業にディスラプトされるのではないか、という強い危機感を抱き、デジタル接点の強化に挑んでいます。
私たち内製開発チームも、マネージャーである及川の強い危機感から発足したチームですが、チームに所属するエンジニアたちは、ソフトウェアエンジニアとして技術を追求し続けることはもちろん、お客さまへ提供する価値向上と、事業への貢献を第一に考えており、そうした想いに共感した仲間が集まってくれています。
しかし、事業への貢献を考えるためには、自社の事業理解が欠かせません。当チームはJTCでは珍しく、「事業組織内に組成されたチーム」であり、ビジネス部門とデザイナー・エンジニアが一体となってプロダクトの価値向上を目指していますが、そのときエンジニアたちが技術的な話題しか興味がないのでは、良いプロダクトは作れないと考えています。また、ビジネス部門の方々も、ソフトウェアの重要性を理解しようと自主的に開発プロセスなどを学んでいたり、エンジニアやソフトウェアへの理解を深めようとしてくれています。であれば、私たちエンジニアも、エンジニアという専門性を持ちながらも、「東京ガス」の社員として、事業ドメインの理解は欠かせませんし、こうした相互理解がシナジーを生み出せるものと信じています。
ですので、こうした貴重な機会にはエンジニアチームみんなが積極的に参加していますし、「東京ガスの社員」として胸を張って自社の事業を語ることができるよう、これからもチーム一丸となって事業理解を深めていきたいと、改めて強く感じている次第です。
さいごに
冒頭でも触れましたとおり、今回は少し趣向を変えた内容となっておりますが、如何でしたでしょうか?当社は他にも LNG(液化天然ガス)基地見学などもあるようですので、これからも積極的に参加していけたらと思います!
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
当チームは積極的な採用を行っています!もしこうした環境やチームに魅力を感じる方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にお話をしましょう!
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