みなさんこんにちは、杉山です。気付けば5月も終わりですね。新年度、新しい環境でスタートされた方々も、すっかり慣れてきた頃でしょうか。当チームの4月にジョインしたメンバーも、既にバリバリ活躍してくれており、頼もしい限りです!!
話題はかわりまして…先日5月22日、「CloudNative Days Summer 2024 プレイベント@東京」というイベントにて登壇してまいりましたので、そのときの様子などを書いてみたいと思います💪
なぜ登壇したの?
当チームでは EKS を採用しておりますが、Kubernetes や OSS に触れていく中で「コミュニティのイベントで取り組みを知ってもらいたい / 課題や取り組みをシェアすることで、少しでも誰かのヒントになってほしい」「コミュニティの皆さんとの交流で新たな学びを得たい」という想いが強くなっており、思い切って「CloudNative Days Summer 2024」に CfP を提出しました。 残念ながら、提出した CfP は不採択だったものの、運営の方に「東京でプレイベントを開催しますので、良かったらいかがでしょうか」と声を掛けていただき、このたび登壇した次第です。
本イベントを札幌で開催する前に、CloudNative Days を盛り上げていこう!という趣旨とのことで、非常にありがたい機会ということもあり、迷うことなく快諾しました!選出ありがとうございます!
登壇の様子
登壇資料について、以下にアップロードしております!
また、動画も残っております!(運営のみなさまありがとうございます🙇♂
当日お話したこと
まずは当社のこと、当チームのことをお話して、myTOKYOGAS リニューアル後の課題感から「 Kubernetes を選択した」という流れでお話をしました。本ブログの過去記事でも内製化を始めた経緯についてご紹介しておりますので、ご興味ある方はぜひご覧いただければと思います。
また、EKS を始めたことについても過去記事でご紹介しておりますので、あわせてご覧いただけましたら幸いです。
当日は Karpenter x Graviton の利活用について、 SNS でも「エネルギー企業がエネルギーのことを考えてアプローチしていること」に対するポジティブなご意見をいただき、大変うれしかったです。事業にコミットしていくエンジニアとして、会社の理念は非常に大切にしていますし、当社が約140年の歴史を紡いできたのも、この「共通理念」があったからこそだと思っています。
もちろん、時代と市場の変化は激しく、考え方も仕事のやり方もアジャイルに変えていかなければなりません。当社も、ガス・電力に次ぐ第三の柱として新たなソリューションブランドを立ち上げるなど、変化を前向きに受け止めてチャレンジしていこうとしています。ここにエンジニアもコミットしていくにはどうするか。常々考えていることですが、「脱炭素」を掲げる当社のエンジニアがデータセンターのマシンを無尽蔵に使っていては説得力がありませんし、まずは少しでもエネルギー問題へ貢献し、当社理念の「未来をつむぐエネルギー」になっていけたらと考えています。
そして第三の柱として掲げたソリューション事業に対しても、myTOKYOGAS をきっかけに、エネルギーに関するB2C領域をマイクロサービス化することで、様々なアイデアを素早くサービス化し、お客さまに届けられるのではないか ─── こうした未来に向けて、当チームも新たなチャレンジを始めたということが、登壇を通じてみなさまに伝わったのでしたら何よりです。
登壇しての気付き
CloudNative Days コミュニティでの登壇は初めてでしたが、運営のみなさまと来場されているみなさまが作る空気感は本当に穏やかで、リラックスして過ごすことができました!また、最初の質問でいただいた「Helm と Kustomize の使い分け」について、登壇終了後にあらためて色々と調べる中で、どういう考え方があるのか学ぶことができました。AWS などが提供する Chart を Argo CD の Application 内で呼び出すのが現状の主な用途ですが、Helm にパッケージングすることのメリットと Kustomize のメリットを改めて比べてみて、ここはしっかり考え直した方が良いなと感じています。 他にも、Argo CD Image Updater は私が検証をPENDさせたままなので(汗)、これも早々に試してみて、本ブログや年末に出せたらなと…!
いずれにしても、みなさまから多くのご質問をいただけたことが大変ありがたく、こちらが学びを得るばかりになってしまった気もしており恐縮ですが、今後もこのブログをはじめ、アウトプットを続けたいなと改めて感じた次第です!札幌で開催される本番に、私も参加者として現地に向かう予定ですので、現地でお会いした際には仲良くしてくださると嬉しいです🤝 (前夜祭にも参加します…!
そして「イベント現地に行くの・・・良いよね・・・」ということで、今年度はチームの仲間と Platform Engineering Kaigi だったり SRE NEXT 2024 にも参加しようと思っていますので、こちらもまた、ぜひ業界を超えた交流が出来たらと思っています!
それでは、簡単なレポートではありますが、今回はこのあたりで。ここまでお読みいただき、ありがとうございました!また次回の投稿でお会いしましょう👋
当チームは積極的な採用を行っています!ご興味ある方はぜひ以下から応募くださいませ!
アプリケーションエンジニアはこちらから! www.wantedly.com
SRE はこちらから! www.wantedly.com